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レイパパレなど関西馬、21年の飛躍に期待

2020年の中央競馬も26、27日の阪神、中山競馬で終了した。コントレイル(牡3、栗東・矢作芳人厩舎)とデアリングタクト(牝3、栗東・杉山晴紀厩舎)が史上初めて同一年に牡牝三冠を達成するなど、見どころの多い1年だった。2頭の今後にも楽しみが膨らむが、この秋、21年の飛躍が期待できる関西馬がほかにも続々と現れた。

レイパパレにはGⅠでの好勝負が期待できる=JRA提供

5日のチャレンジカップ(GⅢ、阪神芝2000メートル)で重賞初制覇を飾ったレイパパレ(牝3、栗東・高野友和厩舎)が21年、最大の注目株だろう。チャレンジCの勝利でデビュー以来、負け無しの5連勝となった。

チャレンジCでは2番手からレースを進めたが、道中は前に行きたがり、騎手の川田将雅が懸命になだめながら運んだ。それでも最終コーナーで自ら逃げ馬を捉えにかかり、早いタイミングで先頭に立つと、そのまま押し切った。「返し馬(ウオーミングアップ)から気持ちが入りすぎていた」と振り返った川田は「能力が非常に高いのは間違いない。穏やかに走れるよう、競馬を覚えていければ」と語る。気性面の成長が今後の課題となるだろう。

川田の言葉通り、能力はかなり高い。10月18日に行われた2戦前の3勝クラス戦(京都)では押し出されるように先手を取りながらも逃げ切り、やや重馬場の芝1800㍍で1分46秒3という好タイムを記録した。同日に京都で行われた牝馬三冠の最終戦、秋華賞(GⅠ、芝2000メートル)の1800㍍の通過タイムより2秒2も速かった。

レイパパレは秋華賞への出走を希望しながらも抽選で除外されたが、タイムやレースぶりをみれば、秋華賞に出ていても好勝負できただろう。ただ、チャレンジCに勝ったとはいえ、これまでのレースぶりからすると、2000メートルは適性よりやや長い印象。芝1600メートルのGⅠに出れば活躍できそうだ。

短距離路線ではカレンモエ(牝4、栗東・安田隆行厩舎)が楽しみ。初の重賞挑戦だった11月29日の京阪杯(GⅢ、阪神芝1200メートル)で2着に敗れたが、注目すべきは血統面。父ロードカナロアは芝1200~1600メートルのGⅠで6勝、母カレンチャンは芝1200メートルのGⅠ2勝という血統馬だ。両親とも現役時代は安田厩舎に所属し年齢を重ねて力を付けた。カレンモエも今後の成長が見込める。

ダートではアメリカンシード(牡3、栗東・藤岡健一厩舎)に期待したい。2勝クラスを勝ち上がったばかりだが、ダートでは2戦2勝で、いずれも強い勝ち方だった。順調に成長すれば重賞戦線でも活躍できそうだ。

(関根慶太郎)

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