大阪4楽団、府に無観客緩和の要望書

大阪に拠点を置く4楽団(大阪フィルハーモニー交響楽団、関西フィルハーモニー管弦楽団、日本センチュリー交響楽団、大阪交響楽団)は緊急事態宣言に伴って府が要請しているイベントの無観客開催について、緩和を求める要望書を府に提出した。
4楽団は、今年4月の3度目の宣言発令から府内での全公演を中止・延期しており、多額の損失が出ているという。日本センチュリー交響楽団の望月正樹・楽団長は「演奏会でクラスターは発生していない」と説明したうえで、「クラシックのコンサートは生の演奏を身体で受け止めるのが醍醐味で、無観客で演奏会を開くのは難しい」と語った。
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