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清流劇場、市民による革命描く喜劇

「クレーヴィンケル市の自由」稽古風景=古都 栄二撮影

海外戯曲の上演に積極的に取り組む劇団、清流劇場が3月10~14日、一心寺シアター倶楽(大阪市)で19世紀オーストリアの喜劇「クレーヴィンケル市の自由」を上演する。市民の自由や権利を抑圧する市長とそれに抵抗し蜂起する市民の姿を、史実に基づく風刺を交えて描く。

「うんざりするようなことが続いても、それに屈しない人々の姿は、近年の台湾や香港、ミャンマーなどの姿に重なり、日本の現状にも通じるものが見いだせる」と劇団代表で演出を手掛ける田中孝弥。一方で「権力に批判的で民衆に寄り添いつつ、市民の側の日和見的な姿への皮肉もきかせたバランス感覚」(田中)の面白みもある作品だ。

戯曲の作者ヨーハン・ネーポムク・ネストロイは俳優や劇場支配人などとしても活躍した人物で、今作は近世ウィーン民衆劇の傑作とされている。当時の実在の人物などへの風刺や皮肉など、現代日本の観客に理解しにくい部分に細かな手を入れた形での上演となる。

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