いずみシンフォニエッタ大阪、2月に定演

いずみホール(大阪市)の専属楽団、いずみシンフォニエッタ大阪の定期演奏会「飛翔(ひしょう)する感性」が2月6日、同ホールで行われる。指揮者の大井剛史とサクソフォン奏者の上野耕平を迎え、酒井健治の「Photons」や、カーゲルの「DIVERTIMENTO?」を披露する。
酒井は大阪出身。「Photons」はサクソフォンの特殊奏法を駆使するリズミカルな一曲。「音で光の粒子、光線が飛び交う様子を描いたようなイマジネーティブな曲。聞いていて光の渦の中に入ったような気持ちになるはず」(大井)。「DIVERTIMENTO?」は演劇的な要素のある作品。演奏中に奏者が雑誌を読み始めたり、舞台から立ち去ったりといった演出をつける。「気楽に楽しんでほしい。予習は熱心にしない方が楽しめるはず」(大井)