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著名アーティストと協働(キャンパス探訪)

京都芸術大学のウルトラプロジェクト

ヤノベケンジ、やなぎみわ、名和晃平――。名だたるアーティストによるプロジェクトの制作・運営に学生が参加するのが京都芸術大学の名物演習「ウルトラプロジェクト」だ。

8月上旬、大学内の工房で多くの学生がアーティスト指導の下、作品制作に取り組む。参加するのは各アーティストのプレゼンを聞き、自ら応募した学生。今年度は美術や演劇、工芸など12のプロジェクトが進行中だ。

「アーティストと間近に接し、一流はここまでやるんだという迫力を感じてもらう。かつて徒弟制度が担った教育を現代で実現したい」と演習全体のディレクターも務めるヤノベ。自身のプロジェクトでは大型彫刻の制作などに取り組んでいる。

企画や広報、収益化など作品を社会に実装する過程に携わるのもこの演習ならでは。参加するのは主に1~2回生で、進路や方向性が定まらない学生も多いが「現場での体験を経て、自身のやりたいこと、作りたいものが明確になる」(ヤノベ)。

かつて学生としてアートユニット「明和電機」のプロジェクトに参加した大西未紗は現在、明和電機のマネジメントスタッフとして働く。「作品の制作から完成までプロジェクト全体を回した経験が、今の仕事に直接結びついている」と大西。アートをいかに社会に接続するか。その接点を意識しながら、アーティスト活動やキャリア形成に取り組む契機となっている。

(佐藤洋輔)

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