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JR西日本、豪華寝台列車「瑞風」の感染防止策公開

(更新)

JR西日本は4月14日、豪華寝台列車「トワイライトエクスプレス瑞風(みずかぜ)」の運行を約1年ぶりに再開する。再開に先立ち29日に新型コロナウイルス感染防止策を報道陣に公開した。食堂車で提供していた食事を個室での部屋食にするほか、展望室の混雑状況を客室のタブレット端末で確認できるようにした。

個室で料理を提供する

瑞風は1回の旅行で車内で食事をとる機会が3~5回ある。食堂車の「密」を避けるため部屋食を導入した。食堂車で調理された料理をクルーが順番に15室ある個室に運ぶ。

各個室まで料理をクルーが運ぶ

調理スペースから個室までは最長で約80メートルある。列車が走りながらの提供となる。冷めないように高めの温度で調理したり、料理が崩れないよう盛り付けを調整したりと試行錯誤を重ねた。川並信重料理長は「普通のレストランで提供するのも難しい料理を、キッチンやクルーのみんなで車内で提供できるレベルに引き上げた」と話す。

客室に設置するタブレット端末「iPad」で、ラウンジや展望室などの混雑状況も分かる。利用者には瑞風の立ち寄り先の倉敷市が創業の地であるクラボウが製造したオリジナルデザインのマスクを提供する。

ラウンジなどの混雑状況が分かるほか、座席にはテディベアを置き一定の間隔を保って座ってもらう

立ち寄り先で駅から観光地を巡るバスも1台から2台に増やすなど対策をとる。列車長の森祐水さんは「新型コロナ禍であるが、部屋食という新しいサービスでこれまでと変わらない車窓を楽しんでほしい」と話した。

瑞風は新型コロナの感染拡大や車両の検査のため2020年2月末から運休していた。価格は1泊2日のコースで32万円から。既に21年9月出発分までの申し込みは終了し、「好評でキャンセル待ちが出ている」(JR西日本)という。10月~22年2月出発分の申し込みは4月7日に開始する。

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