シャープのマスク事業、社会貢献から収益化に本腰
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シャープが新型コロナウイルスの感染拡大で不足したマスクの生産を始めて9カ月。生産決定からわずか1カ月で立ち上げた緊急対応ぶりだったが、設備拡張が進み2020年11月には1億枚の出荷を達成した。足元では省人化に向けた取り組みを進め、1月中にもピーク時より4割少ない人員で生産する体制を整える。社会貢献的な位置づけを卒業し、収益をあげる継続事業に変化しようとする生産現場を追う。
松阪牛の産地としても知られる、三...
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