JR西系、新電力の株式取得 バイオマス発電など開発へ
JR西日本の投資子会社、JR西日本イノベーションズ(大阪市)は19日、エネルギー関連事業を手掛けるシン・エナジー(神戸市)と資本提携したと発表した。シン・エナジーの発行済み株式の一部を取得した。金額は非公表だが数億円とみられる。
提携によりJR西エリア内でのバイオマス発電の誘致や開発を進める。将来的にはバイオマス発電などの再生可能エネルギーを特定の地域で融通する地産地消型の取り組みができないか両社で検討を進める。
シン・エナジーは太陽光発電やバイオマス発電といった再生可能エネルギーの発電事業と電力小売りを手がける。全国で約70カ所の再生エネの発電所を持つ。2019年11月期の売上高は384億円。