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太陽工業、ワクチン輸送で簡易容器 月1000個生産

太陽工業はワクチン用の保冷容器を発売した

大型テント世界大手の太陽工業(大阪市)は18日、新型コロナウイルスのワクチンを輸送する簡易的な保冷容器を発売した。保冷剤の配置や種類を工夫し、セ氏2~8度で30時間ほど保存できる。厚生労働省は米製薬大手ファイザー製のワクチンについて、短期間の利用なら冷蔵輸送も認めている。太陽工業は月1千個の生産体制を整えた。

容量は約3㍑で、ファイザーなどのワクチン容器が約50個入る。価格は3万3000円(税込み)で、すでに地方自治体から数百個を受注した。断熱材をあらかじめ筒状に成形することで、組み立てなど一部作業を省いて納期を短縮した。異なる薬剤の保冷剤を2種類使うことで長時間保冷できるという。

厚労省はワクチンについて、短期間であればセ氏2~8度での保管や輸送を認めている。マイナス90~マイナス60度に保つことができれば保管可能期間は数カ月にのびるが、専用の冷凍設備が必要で小規模な診療所などには設備投資のハードルが高いとみられる。「自治体もどれだけの冷蔵容器が必要か判断できず、対応に困っている」(太陽工業)という。

ワクチンの輸送容器をめぐっては、環境試験器のエスペックなどが長距離輸送用にマイナス20度程度まで冷やせる保冷容器の発売を予定するなど、製品開発が相次いでいる。

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