シャープ子会社、IoTで自動発注を支援
シャープ子会社のAIoTクラウド(東京・江東)は10日、日用品や食品を自動で再発注する仕組みづくりを支援する事業者向けサービスを始めたと発表した。商品残量を計測したり、リアルタイムで通信したりする技術を販売する。ウオーターサーバーなどで自動発注機能付きの製品を発売したいメーカーの需要を取り込む。
米アマゾン・ドット・コムの自動発注サービスとの連携を支援する。販売の管理システムや消費者向けのアプリ作成も担う。シャープはあらゆるモノがネットにつながる「IoT」に対応した家電を400機種以上展開する。蓄積したノウハウを生かし、ソフト面の事業領域を広げる。