シャープ、HACCP対応を支援 物流業者向け
シャープ子会社のAIoTクラウド(東京・江東)は8日、トラック荷室内の温湿度を管理するシステムの販売を始めたと発表した。温湿度計や通信機器、記録システムなどをまとめて提供する。食品衛生管理の国際基準「危険度分析による衛生管理(HACCP)」に対応したい物流業者の需要を取り込む。

食品衛生法の改正で、HACCPによる衛生管理が6月から原則義務化されることに対応する。新システムでは温湿度や位置情報が自動で記録されるため、配送ドライバーが報告書を書く手間を減らせるという。2021年内に5000台程度の導入を目指す。
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