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日立造船、全固体電池を宇宙で実験 21年末にも

日立造船は宇宙の低温下でも性能を発揮する全固体電池の技術を持つ

日立造船は2日、国際宇宙ステーション(ISS)で全固体電池の実証実験を始めると発表した。2021年末にも宇宙航空研究開発機構(JAXA)と共同で実施する。全固体電池は真空・低温の環境でも性能を発揮するため、人工衛星などへの活用が期待される。

ISSの日本の実験棟「きぼう」で船外カメラの電源として利用する。容量140ミリアンペア時の電池を15個使う。

リチウムイオン電池は液体の電解質が低温下では凍るため、宇宙での利用には温度を管理する特殊な設備が必要となる。日立造船の全固体電池はセ氏120~マイナス40度の環境でも動き、人工衛星などの小型化につながる可能性がある。

日立造船は06年から全固体電池を開発している。自動車プレス機器などで培った知見を応用し、粉末状の電解質を固める技術を持つ。まだ市場が小さいうえ大型化への技術的な課題も多い。三野禎男社長は「当面は宇宙・航空など特殊用途で少量生産する。量産には他社との連携も必要になる」との見方を示す。

全固体電池はエネルギー効率が高く、電気自動車の航続距離を伸ばせるとしてトヨタ自動車なども開発している。

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