大阪府、27日の新規感染357人　過去最多の23人が死亡　

大阪府は27日、新型コロナウイルスの新たな感染者を357人確認したと発表した。1日あたりの新規感染者が300人を上回るのは2日連続。50～90代の男女23人が亡くなり、府内の累計の死者数は計880人となった。1日に確認された死者数としては8日、21日（ともに19人）を上回り、過去最多だった。

27日時点での重症者は前日から2人減の182人。府が確保する重症病床（236床）に対する使用率は77.1%で、すぐに使える「実運用病床」（223床）に対する使用率は81.6%となった。

新規感染者のうち、感染経路が不明なのは213人で約6割を占めた。年代別では20代が61人と最多で、50代（59人）、70代（47人）と続いた。60代以上は計115人だった。

PCR検査などを計8334件実施し、陽性率は4.3%だった。