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聖徳太子像の中にミニ菩薩 救世観音と同じポーズ

 聖徳太子立像胸部のCTスキャン画像。内部に菩薩半跏像を確認した=共同

奈良国立博物館(奈良市)は27日までに、成福寺(奈良県斑鳩町)の本尊・聖徳太子立像(13世紀、重要文化財)をエックス線で調べた結果、内部に高さ約6.5センチの菩薩半跏(ぼさつはんか)像を確認したと明らかにした。聖徳太子が創建したとされる四天王寺(大阪市)の本尊「救世観音像」と同じポーズという。

 胸部に菩薩半跏像が確認された聖徳太子立像(成福寺蔵)=共同

太子像は木製で高さ約84センチ。鎌倉時代に造られ、16歳の太子が祈る姿とされる。成福寺は聖徳太子が過ごした葦垣宮(あしがきのみや)があったと伝わる。

奈良博は、この像をエックス線CTスキャンで分析。胸のあたりに空洞があり、この空洞に、宝冠をかぶり右手を頰に近づけ、左脚は垂らして岩に座るような姿の仏像を確認した。

奈良博の山口隆介主任研究員は「救世観音像への信仰と、平安後期以降に広まった、聖徳太子を観音の化身とする信仰が重ね合わせられた姿と考えることができる」としている。

4月27日~6月20日に同博物館の特別展「聖徳太子と法隆寺」で、東京国立博物館でも7月13日~9月5日に展示される。〔共同〕

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