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高齢者施設向け 専用の検査システム導入 大阪府 

大阪府は25日、高齢者施設などで新型コロナウイルスのクラスター(感染者集団)が多発していることを受け、新たに施設専用の検査システムを導入すると発表した。職員や入所者で体調に異変がある場合、インターネット上で申請して簡易検査キットを受け取ることができる。病院に出向く必要があった従来と比べ、迅速に検査に結びつくとして、感染拡大を防ぐ狙いだ。

府は同日の新型コロナ対策本部会議で発表した。新たにネット上に施設向けの検査申請ページを作るほか、検査キットを保管する「高齢者施設等検査センター」(仮称)を府内に20カ所設置する。申請した職員らが近くの同センターを訪れ、簡易検査キットを受け取る仕組みだ。来年1月中の稼働を目指し、1日約400件規模の検査を実施したい考えだ。

これまでは高齢者施設の職員や入所者で体調に異変がある場合、かかりつけ病院などを訪れる必要があり「心理的なハードルがあった」(府担当者)。検査を希望すればすぐに受診できるため、ほかの入所者らに感染を広げる前に感染者を見つけ出すことができるという。吉村洋文知事は「検査を受けるためのハードルをいかに下げるかが重要だ」と述べ、迅速に検査を進めてクラスターを防ぎたい考えだ。

府内では高齢者施設のクラスターが多発している。10~23日の2週間で府内の高齢者施設や障害者施設で計23施設、383人の感染を確認。感染の第3波ではクラスターによる感染者が全体の約15%を占めており、医療体制の逼迫要因となっている。

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