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亡き7人、銘板に加わる 阪神大震災で式典

兄の健七郎さんの銘板を取り付ける津高一郎さん(19日午後、神戸市)=代表撮影・共同

2021年1月に発生から26年となる阪神大震災の犠牲者らの名前を掲げた「慰霊と復興のモニュメント」(神戸市中央区)で19日、7人の銘板を加える式典が開かれた。銘板に刻まれたのは5023人になり、遺族らが手を合わせた。

銘板は地下の「瞑想(めいそう)空間」にあり、兵庫県加古川市の津高一郎さん(71)は2009年に70代で亡くなった兄の健七郎さんの銘板をゆっくりと取り付けた。神戸市灘区にあった兄の自宅は倒壊。妻と長女が犠牲になった。別の部屋にいた健七郎さんは助かったが、その後に持病が悪化していった。

生前、妻と長女と一緒に自身の名前が刻まれることを強く望んでいたという。一郎さんは「無口で涙も見せない兄だったが、喜んでくれていると思う」と話した。

神戸市中央区の実家に帰省中に被災し、心的外傷後ストレス障害(PTSD)を患って2000年に自殺した女性(当時44)の銘板も追加された。妹の主婦(62)は「生前の笑顔が浮かんだ。自殺する人が減ってほしいという思いも込めた」と涙ぐんだ。〔共同〕

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