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万博会場、環状の大屋根に350億円

2025年国際博覧会(大阪・関西万博)の会場建設費が当初想定から5割増加するとの試算を巡り、運営主体の「日本国際博覧会協会」は18日、最大1850億円を見込む会場建設費のうち新たに整備することを決めた環状の大屋根(空中リング)が約350億円を占めると明らかにした。

大屋根はパビリオンエリアのメインストリートとなる。一部が水上にせり出す設計で、移動時の雨よけや日よけの機能も担う。協会はこれまで大屋根の整備費用について「増額分600億円のうち約170億円を占める」と説明していた。

増額費用の詳細も同日、大阪市議会の万博推進特別委員会で一部明らかになった。市担当者の説明によると、600億円のうち「来場者の快適性・安全性・利便性の向上のための施設」が約320億円を占める。内訳は暑さ対策のドライミストとトイレの整備に30億円、入場ゲート屋根に30億円、照明設備に13億円などとしている。また、「参加国、事業者の多様な参加を促進するための施設」(110億円)のうち、レストランや物販施設の整備に71億円の増額を見込んでいる。

当初試算の約1250億円は協会が2005年愛知万博の費用を基に算出した。松井一郎大阪市長は18日、委員会の答弁で「(1250億円の)試算が甘かったという指摘は真摯に受けるけれども、会場建設の予定価格を試算する方法としてはあり得る手段なのかなと思う」と釈明した。

増額分600億円のうち市の負担分は100億円となる。松井氏は「経費が増えることに賛成ということではないが、大阪や関西の成長への投資と捉えている。万博成功に必要な経費だ」と負担を受け入れる認識を示した。

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