関西の自治体、ワクチン接種の人材確保に懸念
[有料会員限定]
新型コロナウイルスの「感染対策の決め手」と期待されるワクチン接種の準備が本格化してきた。ワクチンの接種や管理を担うのは医師や看護師らだが、大規模な医療機関は急増するコロナ患者への対応などで既に余裕がない。各地の自治体は「人材を確保し、スケジュール通り接種を進められるだろうか」と不安を募らせる。
「冷凍庫を置いてもらえないでしょうか」。1月中旬、堺市保健所で「ワクチン接種・調整チーム」の担当者が電話...
この記事は会員限定です。登録すると続きをお読みいただけます。
残り1331文字