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係員が誘導、歩いて参拝 福男選び中止の西宮神社

西宮神社の表大門が開き、参拝客を誘導する係員ら(10日午前、兵庫県西宮市)=共同

参拝一番乗りを目指して大勢が境内を走り抜ける新春恒例の「福男選び」が、新型コロナウイルス感染拡大を受けて中止となった兵庫県西宮市の西宮神社で10日、スタート位置の表大門が開き、約500人の参拝客が係員に誘導され、歩いて本殿に向かった。

「開門。えべっさんに会いに行こう。前進」。掛け声を合図に高さ約7メートルの門がゆっくりと開いた。例年は参拝者が本殿まで石畳を疾走し20秒ほどで到達するが、今回は最前列に係員らが配置され、約2分かけて歩いた。

福男選びは、商売繁盛の神様「えべっさん」の総本社である西宮神社で、本えびすの1月10日に行われる「開門神事」の一環。30年以上参加しているという神戸市の皮膚科医、永松潔和さん(62)は「さみしさもあるが、これが本来の神事なのかもしれない。コロナの収束を願った」と話した。

福男選びは例年、数千人の参拝者が集まり、最初に本殿に到着した3人が「福男」に認定される。〔共同〕

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