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イケメンが華道の魅力紹介 池坊の若手男性グループ

 「IKENOBOYS」の馬場健さん(左)と小杉秀樹さん=共同

花を生ける男子(メン)、略して「イケメン」たちを入り口に華道の魅力に触れてみて――。

「お堅い」「難しそう」という華道のイメージを打破しようと華道家元池坊(本部・京都市)に所属する若手男性華道家グループ「IKENOBOYS(イケノボーイズ)」がPRしている。

高校生から、1級建築士、僧侶、お笑い芸人まで、10~30代の個性豊かな12人で構成。居住地も東京から福岡まで各地に及んでいる。

昨年11月に加わったばかりの同志社大1年の馬場健さん(19)=京都府=は小学3年から生け花を始め、教室を開く資格も持つ実力派だ。「友だちに話しても、『すごいね』でいつも終わっていた。どうすごいのか伝えることで同世代を増やしたい」と意気込む。

画像共有アプリ「インスタグラム」で作品や活動風景を発信。同時加入した池坊短大2年の小杉秀樹さん(27)=大阪府=と、京都・二条城で電飾と組み合わせた「イルミネーションいけばな」を共同制作した。「まずは生け花を見る機会をつくれれば」と話す。

結成は2016年。グループの総合プロデューサーを務める池坊華道会事業部長、徳持拓也さん(48)によれば「イケメンが花を生ければ話題になるのでは」と手探りの出発だった。

500年以上の伝統を持つ池坊だが、少子化や和室の減少、「花嫁修業」としてのニーズの低下など逆風の中、若い世代へのアピールが大きな課題に。グループには「先生」ではなく、一生懸命稽古する等身大の男性としての華道への思いや、成長する姿を伝える「生け花のスポークスマン」役を期待するという。

公募で馬場さんと小杉さんを含む8人が新たに加入し、現体制に。新型コロナウイルス禍の中、全員そろってのパフォーマンスは難しく、現在はそれぞれの地元での活動が中心だが、インスタグラムを通じて海外からの反響も少なくないという。馬場さんは「いつか世界中の華道家と共同で作品を作りたい」と夢を膨らませている。〔共同〕

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