井戸川絹子さんが死去 「東洋の魔女」エース
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1964年東京五輪のバレーボール女子で金メダルを獲得し「東洋の魔女」と呼ばれた日本代表でエースアタッカーだった井戸川絹子(いどがわ・きぬこ、旧姓=谷田=たにだ)さんが12月4日午前11時14分、脳出血のため大阪府内の病院で死去した。81歳だった。関係者が6日に明らかにした。告別式は家族葬で行った。喪主は長男、賀一氏。

大阪・四天王寺高、日紡貝塚で中心選手としてプレー。厳しい指導で知られた故大松博文監督が率いた五輪代表チームでは、当時としては長身の168センチの体格を生かして攻撃の中核を担った。〔共同〕