大阪府、5日の新規感染394人 新型コロナ
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大阪府は5日、新型コロナウイルスの新たな感染者を394人確認したと発表した。府内の新規感染者数が350人以上となるのは、昨年12月17日(351人)以来。重症患者は前日から10人減って161人となり、重症病床の確保数(236床)に対する使用率は68.2%となった。新たに50~90代の男女7人が死亡し、府内の累計死亡者数は619人となった。
この日はPCR検査などを6933件実施し、陽性率は5.7%。感染経路が分からない人は全体の約半数を占めた。30代以下の若者は189人で、全体の約47%。新たに枚方市のバーで6人の感染が判明しており、府はクラスター(感染者集団)が発生したとみて調査を進める。府の担当者は「忘年会などの飲み会を通して若者の間で感染が広がりつつある」と分析する。