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教員体罰は刑事告発の指針 兵庫・宝塚「抑止力に」

兵庫県宝塚市は4日、教職員の体罰が発生し、傷害や暴行罪などに当たると判断した場合、速やかに刑事告発するとの指針をまとめ、同日から運用を始めたと明らかにした。昨年9月、市立中で起きた柔道部顧問による体罰の再発防止策。森恵実子教育長は「体罰を許さないとの強いメッセージを発信する。指針を明示し、教育現場の意識を変え、体罰は許されないとの抑止力にしたい」と述べた。

文部科学省はこれまでけがを負わせるような体罰や、体罰を繰り返した教員を厳しく処分するよう全国の教育委員会に求めてきた。今回の指針に関し、担当者は「詳細は把握していないが、公務員は犯罪に相当する事案を見聞きした場合、告発義務がある。捜査機関と連携し適切に対応してもらいたい」と話した。

市によると指針では、体罰を把握した際、校長は市教委に報告するとともに、関係する教員や生徒、保護者の聞き取りを実施。教委は犯罪に当たる場合、速やかに告発する。期限は設けず弁護士や警察と相談し、事実関係を詰めるという。当事者の児童や生徒には事前に、告発理由を伝える。

宝塚市立長尾中の柔道部顧問だった上野宝博被告(50)=懲戒免職=は昨年9月、男子生徒2人に柔道の技を繰り返し、胸椎圧迫骨折などの重軽傷を負わせたとして、傷害罪で逮捕、起訴されて公判中。被害生徒の保護者による被害届が捜査のきっかけになったが、市教委は「考えが及ばなかった」として告発していなかった。被告は過去にも体罰で処分された経験があった。〔共同〕

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