/

対中国で多国間連携重視 米USTRのタイ代表

【ワシントン=時事】米通商代表部(USTR)のタイ代表は12日、最大の競争相手と位置付ける中国に対抗するため、2022年は多国間連携を一段と強化すると表明した。バイデン米大統領が提唱している「インド太平洋の新たな経済枠組み」構想の具体化や、日米欧の通商協力を例に挙げた。シンクタンクのイベントで語った。

USTRは昨年1月のバイデン政権発足後、中国の脅威に備える「経済安全保障」の観点から日本や欧州連合(EU)など同盟国との通商協力に注力した。今年はアジアを含むインド太平洋地域で経済圏構築を視野に入れている。タイ代表は「民主主義の価値観を共有するパートナーと共に具体的な成果を目指す」と意欲を示した。

タイ代表は、米主導のアジア経済圏構想について、米EUが対中国を念頭に昨年設置した「米EU貿易・テクノロジー協議会」の狙いと類似していると指摘した。同協議会は、不公正な経済慣行への対応や半導体サプライチェーン(供給網)、輸出管理などで新たなルール作りを行う。

トランプ前政権から引き継いだ日米欧貿易相の協力枠組みについては「グローバルな課題に対処するために刷新を決めた」と強調。産業補助金で国有企業を優遇しているとされる中国をにらみ、新たなルールを設ける。また、米国が日本の鉄鋼やアルミニウム製品に課している追加関税の見直しに向けた協議を「正式に始めた」と明らかにした。

すべての記事が読み放題
有料会員が初回1カ月無料

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

新着

注目

ビジネス

ライフスタイル

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
新規会員登録ログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
新規会員登録 (無料)ログイン
図表を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した図表はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
新規会員登録ログイン