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ミネタ元米運輸長官死去 日系初の閣僚、収容所経験

【ワシントン=共同】ノーマン・ミネタ元米運輸長官が3日、心臓病のために東部メリーランド州で死去した。90歳だった。ミネタ氏の元補佐官が明らかにした。日系初の米閣僚としてクリントン政権下の2000~01年に商務長官、ブッシュ(第43代)政権下の01~06年に運輸長官を務めた。

第2次大戦中に「敵性外国人」として両親と共に西部ワイオミング州の強制収容所に連行された。1975年からの約20年の民主党下院議員時代、強制収容された日系人に対する謝罪と補償を米政府に求め続け、88年の「市民の自由法(強制収容補償法)」の成立に尽力した。

31年西部カリフォルニア州サンノゼ生まれ。カリフォルニア大バークリー校で経営学を学び、サンノゼ市議などを経て71年にアジア系で初めてサンノゼ市長に就任した。

運輸長官だった2001年9月に米中枢同時テロが発生。イスラム教徒や中東系への反感を懸念し、運航を停止した民間機が飛行を再開する際、人種や民族に基づく保安検査をしないよう呼びかけた。

06年、民間人に与えられる勲章で最も栄誉ある米大統領自由勲章を受章した。07年には日系人の地位向上と日米関係の発展に貢献したとして旭日大綬章を贈られた。

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