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タイオイル、インドネシア石化大手に15%出資 1000億円

タイオイルがタイ東部チョンブリ県に構える工場

【バンコク=村松洋兵】国営タイ石油公社(PTT)系の石油精製大手タイオイルは29日、インドネシア石油化学大手チャンドラ・アスリ・ペトロケミカルに15%出資すると発表した。9月末までに同社が発行する新株を最大9億1400万㌦(約1000億円)で取得する。石化製品の需要が拡大するインドネシア市場に本格進出する。

チャンドラ・アスリはプラスチック原料となるオレフィンの製造においてインドネシアで50%のシェアを持つ。新株発行で調達した資金は石化プラントの増設にあてる。プラントが5年以内に完成した場合、タイオイルは最大2億7000万㌦を追加出資する。

タイオイルはチャンドラ・アスリに石化製品の原料となるナフサを供給する契約も結ぶ。インドネシアの石化業界団体によるとポリプロピレンなど石化製品の国内需要は年600万トンあるが、国産では3割しか満たせず、残りは輸入に頼っている。同国は東南アジア最大の約2億7000万人の人口を抱えており、需要の拡大が見込まれる。

チャンドラ・アスリには2011年にタイ素材最大手サイアム・セメント・グループ(SCG)系の化学品会社が30.57%を出資した。同社も今回、チャンドラ・アスリの新株を最大4億3400万㌦で取得し、出資比率を維持する。

タイオイルの20年12月期決算は油価の下落が響き、33億バーツ(約110億円)の最終赤字(前の期は62億バーツの黒字)だった。一方、チャンドラ・アスリは経費削減などの効果が出て純利益が前の期比2.2倍の5154万㌦となった。

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