タイのクラフトビール、規制に苦しむ 財閥の寡占助長
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タイの中小規模のクラフトビール事業者が政府の厳しい規制に苦しんでいる。新型コロナウイルス感染防止の一環で、飲食店内での酒類提供が一時禁止され販路が縮小。タイのビール市場は財閥系大手2社が寡占しており、規制が競争を妨げているとの指摘もある。
2月上旬、首都バンコクの保健省前。男性がたる詰めの生ビールを路上にぶちまけた。非加熱処理のビールは日持ちしない。バンコクではコロナの感染再拡大を受け1月から飲食...
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