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タイ車2月生産6%増 輸出けん引、国内は半導体不足懸念

タイ工業連盟(FTI)がまとめた2月の同国自動車生産台数は前年同月比6%増の16万5612台だった。出入国制限の緩和を追い風に消費が回復しつつある中国への輸出が全体をけん引した。

1〜2月の生産台数も前年同期比6%増の32万7939台だった。

2月の仕向け地別では、輸出が前年同月比16%増の9万5612台だった。各国が新型コロナに絡む入国規制を緩めたことで、回復基調に入った。中国や中東・アフリカ、欧州などで引き合いが増している。

国内向けは前年同月比4%減の7万台だった。タイは主力の観光産業の回復を背景に消費意欲が高まっている。ただロシアのウクライナ侵攻の影響で、自動車製造に欠かせない半導体不足が深刻だ。一部車種の製造は、計画よりも遅れている。

2023年の生産目標は195万台と、コロナ前の19年実績(約201万台)を下回る。半導体不足についてFTIは引き続き懸念を示すが、「2024年には状況が改善する」とみる。

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