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タイCPとテレノール、通信合併で会見 最大手に

【バンコク=岸本まりみ】タイ最大財閥チャロン・ポカパン(CP)グループとノルウェー通信大手テレノールは22日、タイの通信事業合併に向けた交渉について記者会見した。新会社を立ち上げ、デジタル分野での協力を加速させる。実現すれば契約件数でタイ最大の通信会社となり、現在の最大手アドバンスト・インフォ・サービス(AIS)との2強体制となる。

CPグループ最高経営責任者(CEO)のスパチャイ・チャラワノン氏は「テレノールのような国際企業との統合はデジタル人材をタイのエコシステムにひき付けるために重要だ」と意義を語った。テレノールのシグベ・ブレッケCEOは「次の20年はこれまでの20年とは違う方法で備える必要がある」と戦略的な統合である点を強調した。

両社は「対等なパートナーシップを模索することに合意した」と連名で発表し、新会社は対等出資とする方針だ。

CP傘下の通信会社トゥルー・コーポレーションとテレノールのタイの通信事業会社「トータル・アクセス・コミュニケーション(dtac)」が22日にタイ証券取引所に提出した文書から概算すると、統合で生まれる新会社の出資比率はトゥルーが約58%、dtacが約42%となる見込み。TOB(株式公開買い付け)などを通じて、最終的には同じ比率にする。

ブレッケCEOが示した計画によれば、2022年1~3月期に相互の財務やリスクなどの調査を終え、株主や規制当局の承認を前提に22年4~6月期にも正式に契約を結ぶ考えだ。新会社で2億ドル(約228億円)規模のベンチャーキャピタル(VC)を設ける方針も明らかにした。有望なデジタルスタートアップに投資し、競争力を高める。

タイの携帯通信市場は大手3社がシェアを争う。トゥルーは契約数3201万件で通信2位、dtacは同1927万件で通信3位。合併が実現すれば契約数シェアは5割を超える。

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