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タイ・バンコク知事選、元タクシン派が当確

(更新)

【バンコク=村松洋兵】タイの首都バンコクで22日、約9年ぶりとなる知事選が投開票された。タクシン元首相派政権で運輸相を務めたチャチャート氏(55、無所属)が当選を確実にした。選挙管理委員会の非公式集計では、軍事政権下で任命された前職などに100万票以上の大差をつけた。

知事選は2014年の軍事クーデター後に凍結され、13年以来の実施となった。23年春までに行われる下院総選挙の前哨戦と位置づけられており、プラユット政権に批判的な野党が勢いづく可能性がある。

チャチャート氏はクーデターで倒されたインラック政権の元運輸相。19年の民政復帰に向けた下院総選挙では、タクシン派の主要政党「タイ貢献党」から首相候補に指名された。今回の選挙ではタクシン派以外にも浸透する狙いで無所属で立候補した。交通渋滞や大気汚染の緩和を訴えて幅広い支持を集めた。

同氏は22日午後8時半すぎ(日本時間同10時半すぎ)に行った演説で「全員のための知事になる準備ができている」と述べた。

知事選には前職のアサウィン氏も立候補していた。同氏は16年に軍事政権から任命され、選挙を経ずに知事に就任した。今回の選挙には無所属で出馬したが、親軍の最大与党「国民国家の力党」に近いとみられている。都市整備などの実績を訴えたが得票を伸ばせなかった。

タイにある77都県のうち知事選があるのはバンコクだけで、他の県は内務省から官僚が派遣される。

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