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破綻のタイ航空、再生計画を可決 債権者集会で

タイ国際航空は2020年5月に経営破綻した

【バンコク=村松洋兵】経営破綻したタイ国際航空は19日、同日開いた債権者集会で事業再生計画案が可決されたと発表した。負債総額の9割超を占める債権者が賛成した。同社は裁判所の承認を得たうえで計画を実行に移す。人員や機材のリストラなどで経営再建を目指す。

可決された計画の内容は明らかにしていない。3月時点の説明によると、2019年に約2万9000人いた従業員を、1万4000~1万5000人にほぼ半減する。保有機材は2割少ない85機程度に減らし、収益性の高い路線に集中する。24~25年ごろの単年度黒字化を目指す。債権カットを要請せず、返済猶予だけを求める。

タイ航空によると計画は一部修正された。地元メディアは政府が再建を支援するとの条項が加えられたとしている。債権者が債務の株式化(デット・エクイティ・スワップ)を選べる条項も含まれたもようだ。債権者集会の採決は当初12日を予定していたが、一部の債権者の要望で延期されていた。

タイ航空は新型コロナウイルスの影響でほぼ全便が運航停止となり、20年5月にタイの破産法に基づく事業再生手続きの開始を申請した。20年12月期は連結最終損益が過去最悪の1411億バーツの赤字に陥り、債務超過額は1286億バーツに膨らんだ。業績はコロナ禍の以前から低迷しており、非効率な経営も問題視されている。

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