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タイ国営石油系、独特殊化学品を買収 5200億円で

PTTGCはプラスチック原料などの製造を手掛ける

【バンコク=村松洋兵】国営タイ石油公社(PTT)系の石油化学大手PTTグローバルケミカル(PTTGC)は、ドイツの特殊化学品会社のオルネクス・ホールディングを買収すると発表した。買収額は債務の引き受けを含め40億ユーロ(約5200億円)。買収を通じ採算のよい高付加価値製品の品ぞろえを増やす。

オルネクスの全株式を同社の親会社から約36億ユーロで取得し、約4億ユーロの債務も引き継ぐ。関係当局の承認を得て、年内の買収完了を目指す。オルネクスは工業用のコーティング樹脂や添加剤を製造する。2021年3月期の売上高は18億ユーロ、純利益は8790万ユーロだった。

PTTGCのパッタララダ副社長は「今回の買収は専門性の高い分野での多角化を進める戦略に合致する」と強調した。最近はクラレなどと合弁でタイ東部に自動車部品などに使う高機能樹脂の工場を建てるなど、高付加価値化を急いでいる。PTTGCの事業はこれまで汎用のプラスチックや合成ゴムの原料などが中心だった。

同社の20年12月期の売上高は前の期比20%減の3262億バーツ(約1兆1000億円)、純利益は98%減の2億バーツだった。新型コロナウイルスの感染拡大に伴う製品価格の下落が響いた。

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