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タイでアリババ系通販ラザダに不買運動 「王室を侮辱」

【バンコク=村松洋兵】タイで中国・アリババ集団系のネット通販大手ラザダに対する不買運動が広がっている。広告の一環でフェイスブックに投稿された動画が王族を侮辱しているとして、王室支持者から強い批判を浴びた。王室に忠誠を誓う陸軍が軍関係者にラザダの利用を禁止する事態に発展した。

問題の動画は5月5日のセールに合わせて、広告会社から依頼を受けたインフルエンサーが投稿した。タイの伝統衣装をまとった女性らがやりとりしているもので、王室支持者が「特定の王族をからかっている」と糾弾した。ラザダは批判を受けて謝罪し、動画を削除した。

国軍の最高実力者であるナロンパン陸軍司令官は9日、すべての陸軍関係者にラザダでの商品購入を禁止する命令を出した。陸軍副報道官は「不適切な行いをした組織に社会的措置を講じて王室を守る」と述べた。王室関係の商品を取り扱う小売事業者などが、ラザダへの出品を停止する動きも出ている。

ネット行政を所管するチャイウット・デジタル経済社会相は、ラザダや動画投稿者に対して法的措置を検討すると明らかにした。タイには王室への侮辱を罰する不敬罪があり、個人の場合は最長15年の禁錮刑が科される。

アリババ傘下でシンガポールに本拠を置くラザダは、東南アジア最大級のネット通販事業者だ。タイではシンガポールのシーが手掛ける「ショッピー」と激しくシェアを競っている。

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