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タイ政府系PTTOR、「シンハー」のブンロートと飲料製販

【バンコク=村松洋兵】タイ政府系の給油所最大手PTTオイル・アンド・リテール・ビジネス(PTTOR)は8日、有力ビール「シンハー」のブンロート・グループと飲料の製造販売を目的とした共同出資会社を設立すると発表した。給油所などに併設する飲食店や小売事業との相乗効果を狙う。

「シンハー」販売会社のブンロート・トレーディングと、PTTOR子会社の折半出資により7~9月期中に新会社の設立を目指す。PTTOR側の投資額は最大で2億1000万バーツ(約8億円)の見通し。缶やペットボトルに入った飲料を製造する見込みだが、商品の種類など詳細は明らかにしていない。

PTTORは国営エネルギー会社、タイ石油公社(PTT)の傘下で約2450カ所の給油所を運営する。「カフェ・アマゾン」のブランドで展開するコーヒー店や、ファストフードなどの飲食店も約4000店を出している。給油所ではコンビニエンスストア「セブンイレブン」もフランチャイズ運営している。

事業拡大を目指して2021年2月にはタイ証券取引所に株式上場した。給油所は利幅が薄く、飲食や小売りなど「ライフスタイル事業」を強化している。22年1~3月期に同事業の売上高構成比は3%弱だったが、EBITDA(利払い・税引き・償却前利益)は13億5000万バーツで全体の2割を占めた。

タイの大手財閥の一角であるブンロートは、ビール最大手で「シンハー」のほか低価格帯の「レオ」を手掛ける。タイは酒類の販売規制が比較的厳しく、最近はミネラルウオーターや炭酸水などノンアルコール商品を強化している。

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