貧困国の9割、来年接種できず ワクチン格差広がる
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【バンコク=岸本まりみ】米政府が11日、新型コロナウイルスのワクチンを初めて承認し、近く接種が始まる。先進国が多くのワクチンを先行確保するなか、資金力で劣る貧困国は国民の9割が来年接種を受けられないとの調査もある。接種が進まなければ経済回復でも後れをとりかねず、国際社会にとってワクチンをどう公平に分配するかが課題となる。
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