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ミャンマー最大都市で抗議デモ 当局、ネット遮断を指示

(更新)
6日、ミャンマー最大都市のヤンゴンでにらみ合いになるデモ隊と警官隊=AP

【ヤンゴン=新田裕一、バンコク=村松洋兵】ミャンマーの最大都市ヤンゴンで6日昼ごろ、1000人規模の市民が参加して国軍による軍事クーデターに抗議するデモを行った。デモ隊はミャンマー当局が主要道路に配置した警官隊とにらみ合いになった。当局は7日まで国内でのインターネットの利用を停止した。抗議活動を抑え込む狙いがあるとみられる。

商業施設が集まるレーダン地区ではデモ隊が「クーデターを失敗に終わらせよう」などとシュプレヒコールをあげて行進した。警棒や盾を装備した警官隊が列をつくって行く手を塞いだ。ライフル銃を携行する警官の姿も見られた。デモはヤンゴンの複数の場所で起きた。

在ミャンマー日本大使館によると、ミャンマー運輸・通信省は同日、国内の通信事業者に対してデータ通信のサービス停止を命じた。期限は7日午後11時59分までとしている。国内では携帯電話、固定回線ともにインターネットが利用できなくなっている。

これまでヤンゴンでは住民らが自宅から鍋やフライパンをたたくなどしてクーデターに抗議の意を示していたが、街頭で大規模なデモが起こるのは初めてだ。当局は4日夜に中部の主要都市マンダレーで金物をたたいていた住民ら30人以上を拘束するなど、抗議活動を取り締まる姿勢を強めている。

一方、国軍によってクーデター後に任命されたワナ・マウン・ルウィン外相は5日、ミャンマー駐在の各国大使館や国連などの外交団と初めてオンラインによる会議を開いた。外交政策について「世界平和や各国との友好関係を目指して既存の政策を実行する」と話した。そのうえで「国連に各国の管轄権内にある事項に干渉する権限を与えない」とする国連憲章に触れ、内政干渉をけん制した。

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ミャンマー国軍は2021年2月1日、全土に非常事態を宣言し、国家の全権を掌握したと表明しました。 アウン・サン・スー・チー国家顧問率いる政権を転覆したクーデター。なぜ起きたのでしょうか。 最新ニュースはこちら。

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