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タイ石炭バンプー、米ガス火力発電所を490億円で買収

【バンコク=村松洋兵】タイ石炭最大手のバンプーは2日、米テキサス州のガス火力発電所を4億3000万ドル(約490億円)で買収したと発表した。米国で保有するガス田権益との相乗効果を狙う。 石炭に比べて環境に優しいガス事業を強化し、石炭事業への依存度を下げる。

買収した発電所の出力は約77万キロワットで、75万世帯に電力を供給している。ガスタービンと蒸気タービンを組み合わせて発電効率を高める「コンバインドサイクル方式」を採用しており、火力発電所の中では温暖化ガス排出が比較的少ない。

ソムルディー・チャイモンコン最高経営責任者(CEO)は「エコフレンドリーで信頼できる、手ごろな価格のエネルギーを供給する」とコメントした。

同社は2016年に米国でガス事業に参入し、テキサス州とペンシルベニア州でガス生産を手掛ける。かねてガスの流通や発電への参入を検討してきた。ソムルディー氏は「各事業を連携させて投資の価値を高める」と強調した。

バンプーは20年12月期に5億6300万ドルだったEBITDA(利払い・税引き・償却前利益)のうち石炭事業が60%、天然ガス生産が10%を稼いだ。25年12月期に石炭を40%に減らす一方、天然ガス生産とガス火力発電を合計で30~35%に高める目標を掲げている。

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