/

EU当局、アストラゼネカ製ワクチンの希少血栓リスク「未証明」

think!多様な観点からニュースを考える
ドイツ政府は60歳未満へのアストラゼネカ製のワクチンの接種を見合わせている=ロイター

【フランクフルト=深尾幸生】欧州連合(EU)で医薬品の審査を担当する欧州医薬品庁(EMA)は31日、英製薬大手アストラゼネカの新型コロナウイルスワクチンと希少な血栓の症例の関連について「証明されていない」と発表した。だが、可能性はゼロではないとし、さらに分析を進める。

アストラゼネカのワクチンをめぐっては、比較的若い女性を中心に、脳静脈洞血栓症(CVST)と呼ばれる極めてまれな脳の血栓の症例が確認されている。これを受けてドイツ政府は30日、60歳未満への接種を制限することを決めた。

EMAの専門家委員会の調査では、年齢や性別、病歴など、ワクチン接種によってCVSTを引き起こしやすいリスク要因はこれまでに見つかっていないとしている。EMAは欧州で同ワクチンの接種を受けた920万人中に見つかった44人を含む62の症例を分析している。

EMAは18日、同ワクチンと一般的な血栓との因果関係を否定。希少な症例については調査を続けるとしていた。CVSTとの関係の分析は続けるが、31日の記者会見でEMAのエグゼクティブディレクター、エマ・クック氏は「このワクチンの新型コロナウイルスの重症化や死亡を防ぐ利益は、可能性のある副作用のリスクを大きく上回る」との見解を改めて強調した。

※掲載される投稿は投稿者個人の見解であり、日本経済新聞社の見解ではありません。

  • この投稿は現在非表示に設定されています

    (更新)
    (0/300)
(0/300)
投稿内容をご確認ください
投稿チェック項目誤字脱字がないかご確認ください
投稿チェック項目トラブル防止のため、記事で紹介している企業や人物と個人的つながりや利害関係がある場合はその旨をお書き添えください
詳細は日経のコメントガイドラインをご参照ください

春割ですべての記事が読み放題
今なら2カ月無料!

関連トピック

トピックをフォローすると、新着情報のチェックやまとめ読みがしやすくなります。

セレクション

トレンドウオッチ

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

新着

ビジネス

暮らし

ゆとり

フォローする
有料会員の方のみご利用になれます。気になる連載・コラム・キーワードをフォローすると、「Myニュース」でまとめよみができます。
春割で申し込むログイン
記事を保存する
有料会員の方のみご利用になれます。保存した記事はスマホやタブレットでもご覧いただけます。
春割で申し込むログイン
Think! の投稿を読む
記事と併せて、エキスパート(専門家)のひとこと解説や分析を読むことができます。会員の方のみご利用になれます。
春割で申し込むログイン