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イスラエル、コロナ規制ほぼ解除 入国制限は継続

イスラエルはワクチン接種で先行し感染が激減した(5月、テルアビブ)=ロイター

【カイロ=久門武史】新型コロナウイルスワクチンの接種で先行するイスラエルは1日、感染減少を受け行動規制の大半を解除した。ワクチン接種証明なしに店やイベントに出入りでき、レストランなどの人数制限もなくした。出入国の制限は残すが、経済の正常化に一段と近づく。

「イスラエルは日常生活に戻る」。エデルスタイン保健相は5月23日の声明で、5月末までとした各種規制を延長しないと発表した。ただし感染が急増すれば規制を元に戻す方針を明示した。

変異ウイルスの流入を防ぐため、外国からの渡航制限は維持する。屋内でのマスク着用も引き続き求めるが、専門家が扱いを協議するとした。屋外での着用は4月中旬から任意となっている。

人口約900万人のイスラエルで1日当たりの新規感染者はピークの1月に1万人を超えたが、最近は50人を下回る日が多い。昨年12月から高齢者らを優先して接種を始め、国民の6割が既に接種を完了した。人口が極めて少ない国を除けば世界最速のペースだ。

政府はワクチン接種を完了した人と感染から回復した人に2月から「グリーンパス」と呼ぶ証明を発行し、提示した人に限りスポーツジムなどの利用を認める取り組みを始めた。3月には保有者向けに飲食店などの店内利用を再開した。段階的な緩和を経て、6月からはグリーンパスの運用をやめる。

「ワクチン接種前の友人と久しぶりにレストランの屋内席に座れる」と会社員のイファトさん(39)は歓迎する。コンサートやパーティーに気兼ねなく行けるのを喜ぶ市民も多い。一方、これまでも接種証明の提示は厳しく求められなかったとして「あまり規制解除を意識していない」との声もあった。

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