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プーチン氏、極超音速兵器の配備「数カ月以内に」

(更新)

【ドバイ=福冨隼太郎】ロシアのプーチン大統領は31日、極超音速ミサイル「ツィルコン」を数カ月以内に海軍に配備する考えを示した。フリゲート艦に搭載し、任務海域は「安全保障上の利益に基づいて選択される」という。海軍創設を記念する式典での演説で明らかにした。

プーチン氏は「重要なのは海軍の能力だ。我が国の主権や自由を侵害するあらゆるものに迅速に対応することができる」と指摘。ウクライナ侵攻で交戦が続く黒海や、北方領土周辺海域を重視する姿勢を強調した。プーチン氏は「音速の9倍の速度で攻撃できる」と主張している。

タス通信によるとプーチン氏はロシアの海洋国家戦略を定める基本文書「海洋ドクトリン」の改訂を承認した。戦時中に民間船舶などを海軍の活動に組み込むことが可能になるという。

ウクライナのゼレンスキー大統領は30日夜のビデオ演説で、ロシア軍との攻防が続いている東部ドネツク州の住民を強制退去させる考えを示した。ドネツク州では29日にウクライナ人捕虜収容施設が爆発するなど戦闘が激化している。

ウクライナメディアなどによると、同国政府は29日にベレシチューク副首相を本部長とするドネツク州の民間人退去に向けた対策本部を設置した。ベレシチューク氏はドネツク州にガス供給がなく「冬に地域の暖房がないだろう」と述べ、冬の到来までに避難を完了させる必要性を強調した。

トルコ大統領府報道官は31日、ウクライナ産穀物輸出のための貨物船の第1便が8月1日にも出航するとの見通しを同国メディアに明らかにした。しかし黒海沿岸では交戦も続いており、予断を許さない。輸出再開は食料価格安定につながり得るが、ゼレンスキー氏は31日のツイッターへの投稿で、今年の収穫量が例年の半分になる可能性を示唆した。

英国防省は31日、ロシアが28日にベラルーシの領土から少なくとも20発のミサイルをウクライナ北部に向けて発射したとの分析を公表した。同省はベラルーシのルカシェンコ政権が「これまで以上に権威主義的になっている」と指摘した。

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