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ウクライナ軍、東部要衝でロシア軍包囲 奪還へ攻勢

(更新)

【ドバイ=福冨隼太郎】ロシアが一方的に「併合」を宣言したウクライナ東・南部4州ではウクライナ軍とロシア軍の攻防が激しくなっている。

ロイター通信によると、東部ドネツク州の要衝リマンで30日までに、ウクライナ軍がロシア軍を包囲した。ロシア軍の補給路をウクライナ軍が押さえた。ウクライナ軍報道官の話として伝えた。

ウクライナのゼレンスキー大統領は30日、ビデオ演説で「東部で大きな成果をあげている。リマンで何が起きているかは誰もが耳にしているはずだ」と強調。「我々にとって大きな意味を持つステップだ」と述べた。AFP通信などによると、親ロシア派勢力もウクライナ軍が近隣の村を奪還しつつあると認めた。

ウクライナ東部では9月上旬にウクライナ軍が電撃的に進軍し、領土の奪還を進めている。9月11日には東部ハリコフ州の要衝イジュームの奪還に成功した。米欧から供給された武器を使い、ロシアが占領する地域への攻勢を強める。

同じく「併合」宣言の対象となった南部のザポロジエ州では30日、ザポロジエ市近郊で市民の乗った車の列がロシア軍によるミサイル攻撃を受けた。ゼレンスキー氏はビデオ演説で「現在のところ30人が死亡したと報告され、約100人が負傷した」と述べた。

ウクライナのティモシェンコ大統領府副長官によると16発のミサイルが発射された。市民らはロシアの併合宣言を前に占領地域にいた親族を迎えに行こうとしていたという。スタルフ州知事は「テロ国家によるテロ攻撃だ」とロシアを批判した。

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