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独ビオンテック、ワクチン年産25億回分に 2割増産

(更新)
ビオンテックの新型コロナワクチン「コミナティ」=ロイター

【フランクフルト=深尾幸生】新型コロナウイルスのワクチンを米製薬大手ファイザーと共同開発した独ビオンテックは30日、ファイザーと合わせたワクチン生産能力を2021年末までに年産25億回分に引き上げると発表した。新工場の稼働や生産工程の最適化で従来計画より2割高め、各国からの需要に応える。

独西部マールブルクで稼働した新工場で4月後半から出荷を始めるほか、各工程で新たな生産委託先やサプライヤーを増やす。ビオンテックは23日時点で2億回分以上のワクチンを供給済みで、年内に合計14億回分の出荷を各国政府などと契約している。

21年は既に契約しているコロナワクチンだけで98億ユーロ(約1兆2680億円)の売り上げを見こむ。今後の追加契約でさらに増加するとしている。同社の20年12月通期の売上高は前の期の4.4倍の4億8232万ユーロだった。21年の売上高は新型コロナ前の19年の約100倍になる見通しだ。ビオンテックはファイザーと中国を除く全市場での新型コロナワクチンの開発や販売に関連する費用と利益を折半する契約を結んでいる。

同日開いた決算会見でビオンテックのウグル・サヒン最高経営責任者(CEO)は「複数の国でワクチンが感染や死亡例の減少につながる最初の兆候が見られている。パンデミック(世界的流行)は今後数年でエンデミック(地域的流行)になる」と述べ、ワクチンの効果に自信を示した。一方、同社のワクチンは2回接種が基本だが、数カ月後などに3回目を接種して免疫効果を延長する研究を始めていることを明らかにした。変異ウイルスへの対策となるという。

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