ルノーとエアバス、次世代バッテリー開発で提携

【ワシントン=北松円香】仏自動車会社ルノーと欧州エアバスは30日、次世代のバッテリーの研究開発における提携に合意したと発表した。バッテリー関連の技術向上により、将来的なハイブリッド型の航空機の実現などにつなげる。
両社の技術チームが協力し、電気自動車(EV)の長距離走行の障害となっているバッテリーのエネルギー貯蔵関連技術の開発にも取り組む。バッテリーのエネルギー消費の最適化や軽量化なども研究する。
次世代型バッテリーの実用化に向けて環境に与える負荷も検証する。生産から廃棄やリサイクルまでの二酸化炭素の総排出量である「カーボンフットプリント」を評価する。