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英、アストラゼネカのワクチン承認 世界初

(更新)
アストラゼネカのワクチンは冷蔵庫で保管でき、価格も他社に比べて安い=ロイター

【ロンドン=佐竹実】英政府は30日、英製薬大手アストラゼネカと英オックスフォード大学が開発した新型コロナウイルスのワクチンを承認したと発表した。同ワクチンの承認は世界初で、2021年1月4日に接種を始める。通常の冷蔵庫で保管できるため、途上国も含めた普及が期待される。インドも近く承認する見通しだ。

英政府は米ファイザーと独ビオンテックのワクチンの接種をすでに始め、これまでに60万人が1回目を接種した。このワクチンは「メッセンジャーRNA(mRNA)」と呼ばれる新しいタイプで、セ氏マイナス70度前後で輸送・管理し、専用の設備が必要になる。すでに実用化されている米モデルナのワクチンも低温管理が求められる。

これに対し、アストラゼネカはウイルスベクターワクチンと呼ばれるタイプで、新型コロナの遺伝子の一部を、病気を起こしにくい別のウイルスに入れて体内に送り、免疫作用につなげる。通常の冷蔵庫で保管できるほか、価格も他社に比べて安い。

英政府はサッカー場などを使った大規模な接種を計画している。アストラゼネカのワクチンは急速に広まっている感染力の高い変異種にも現時点で有効とされる。ハンコック英保健相は30日、地元メディアに「パンデミック(世界的大流行)を抜けだし、生活を元に戻せる」と述べた。日本政府は、アストラゼネカのワクチンを1億2千万回分調達する契約を結んでいる。1人2回接種するため、6千万人分に相当する。

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