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仏下院、台湾のWHO総会参加求める 中国反発も

【パリ=白石透冴】フランス国民議会(下院)は29日、台湾を世界保健機関(WHO)総会などに参加させるべきだとする決議案を可決した。仏政府に働きかけを求めているが、拘束力はない。マクロン大統領の与党幹部らが議会に提出した決議だけに、中国政府側が反発する可能性がある。

決議は「多国間主義の発展が、人類が直面する問題に対応するための唯一の解決策である」とした上で、台湾がWHO総会に参加することを求めた。台湾は新型コロナウイルス禍に「最も迅速に対応した国である」として参加の意義を強調した。中国は台湾の参加に強く反対している。決議は国際民間航空機関(ICAO)総会などへの参加も訴えた。

決議を提出したのは与党共和国前進の下院代表カスタネール議員や、マクロン政権で環境相を務めたドルジ議員など。マクロン氏の意向を代弁しているとみることもできる。仏上院も5月に似た決議案を可決している。

中国の強権的な外交姿勢やウイグル族への人権弾圧疑惑を受けて、欧州では近年中国共産党と距離を取って台湾に近づく動きがある。英軍艦が9月に台湾海峡を通過して中国に圧力をかけたほか、東欧諸国が10月に台湾当局幹部の訪問を受け入れた。

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