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EU向けワクチン生産「数カ月で改善」 アストラゼネカCEO

(更新)
アストラゼネカのパスカル・ソリオ最高経営責任者(CEO)

【ロンドン=佐竹実】英製薬大手アストラゼネカのパスカル・ソリオ最高経営責任者(CEO)は29日記者会見し、欧州連合(EU)向けのワクチン生産が想定を下回ることについて「多くの問題は解決済みで、今後数カ月で生産性は急速に改善するはずだ」と述べた。EUは同社に対し予定通りの納入を求めている。ソリオ氏は「EUとは良い話し合いをしており、生産増に注力している」と述べた。

同社は22日、EUに対して1~3月のワクチン供給量が予定を6割下回り、3100万回分になると通告した。ベルギーの委託先工場の生産量が想定を下回るためだ。EUはこれに反発し、29日には域内に必要な量を確保するための輸出制限措置の導入に踏み切った。製薬会社に契約を守るよう圧力をかける狙いもある。

EUは同社との契約について「法的拘束力がある」としているが、アストラゼネカ側は「最善の努力を尽くす」という立場で意見が対立している。ソリオ氏は会見で、「3月末までに3100万回の数字を改善できるよう取り組んでいる」とした上で、「法的な問題の話は別の日にしたい」と述べた。

ソリオ氏はワクチンの製造について、「とても複雑で、オレンジを搾るようにはいかない」と表現した。ワクチンは一般的に開発に5年程度を要するが、今回の新型コロナ用は異例の早さで完成した。「9カ月前は誰も想像できなかったことをなし遂げたが、人々はいま当たり前のように捉えている」とも述べた。

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