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ユーロネクスト、イタリア取引所の買収完了 5870億円で

ユーロネクストは欧州の総合取引所としての成長をめざす(パリ)=ロイター

【ロンドン=篠崎健太】欧州取引所大手ユーロネクストは29日、イタリア取引所の買収を同日完了したと発表した。売り手の英ロンドン証券取引所(LSE)グループに支払う最終的な金額は44億4400万ユーロ(約5870億円)に決まった。買収で主要7カ国(G7)を構成するイタリアの市場や債券の電子取引市場が加わり、地域やサービスの幅が広がった。

ユーロネクストはフランスやオランダなど欧州6カ国で株式市場を運営している。ステファン・ブジュナ最高経営責任者(CEO)は声明で「買収完了により汎欧州の市場インフラを築く野心を実現する」と強調した。イタリア取引所を足したグループ全体の上場企業数は2020年12月時点で約1870社、時価総額は5.1兆ユーロになる。

07年にイタリア取引所を買収したLSEは、情報会社リフィニティブの買収承認を欧州連合(EU)の競争規制当局から取り付けるために売却を決めていた。

ユーロネクストが併せて発表した21年1~3月期決算は、売上高が前年同期比5%増の2億4920万ユーロ、純利益が2%増の9820万ユーロだった。新型コロナウイルスの感染拡大初期で取引量が急拡大していた前年同期と比べ、現物株やデリバティブ(金融派生商品)などの手数料収入は減ったが、決済や保管など「ポストトレード」と呼ぶサービスが好調だった。

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