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ダイムラーとボルボ、トラックの燃料電池 25年に生産

ダイムラー・トラックとボルボの合弁会社「セルセントリック」が開発中の燃料電池システム=ダイムラー・トラック提供

【フランクフルト=深尾幸生】商用車世界大手の独ダイムラー・トラックとボルボ(スウェーデン)は29日、燃料電池の合弁会社で2025年からトラック向け燃料電池システムの生産を始めると発表した。両社はそれぞれ20年代後半に合弁会社で生産する燃料電池を搭載したトラックを量産する。

両社は20年4月に燃料電池の開発・生産を統合することで合意、21年3月に折半出資の合弁会社「セルセントリック」を設立した。長距離かつ重い荷物を運ぶトラック向けを中心に燃料電池を開発している。燃料電池システムは独南部エスリンゲンで生産する。ダイムラー・トラックとボルボはそれぞれ25年をめどに一部の顧客向けに燃料電池トラックの試験的な出荷を始める。

両社はまた、大型トラックが使える水素充塡ステーションを25年までに欧州に約300カ所、30年までに約1千カ所整備することを欧州連合(EU)などに求めた。トラックの脱炭素化は乗用車と比べ、コストがかかるとして燃料電池など脱炭素技術の優遇や炭素課税などの政策が必要だと呼びかけた。

燃料電池車は水素を化学反応させた電気で走行するため二酸化炭素(CO2)を排出しない。電気自動車(EV)よりコストは高いが貨物を多く載せられ走行距離も長い。ボルボとダイムラー・トラックはそれぞれ短距離ではEVトラック、長距離では燃料電池と、用途と顧客の要望に応じて使い分ける考えだ。

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