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英首相、ハンガリー首相に人権問題で懸念表明

【ウィーン=細川倫太郎、ロンドン=中島裕介】英国のジョンソン首相は28日、中欧ハンガリーのオルバン首相とロンドンで会談した。LGBT(性的少数者)や移民への差別を進めるハンガリーに対し、人権問題での重大な懸念を表明した。

オルバン政権は強権政治で知られる。2020年12月に同性カップルの権利を制限する憲法改正案を承認した。2月には政権に批判的な論調で知られる独立系ラジオ局が放送停止に追い込まれるなど、メディアへの圧力も強めている。

会談に先立ち、英国内では移民を「毒」と表現するなど人権軽視や排外主義の姿勢が目立つオルバン氏と会うことを巡り、ジョンソン氏への批判の声が強かった。英首相官邸の報道官は会談前日に「首相はオルバン氏に対して人権問題を提起することをためらわないだろう」と政権もオルバン氏の姿勢を問題視していることを示唆した。

一方で、会談では2カ国間が協力して、気候変動や安全保障の問題に取り組んでいくことを確認したほか、ロシアやベラルーシなど外交問題についても意見を交わした。

欧州連合(EU)加盟国のハンガリーは、民主主義や法の支配を重視するEUと頻繁に対立している。オルバン氏は英国をEU離脱に導いたジョンソン氏を称賛してきたため、今回の会談はEUをけん制する狙いもあるとみられる。

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