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プーチン氏「制裁解除で穀物輸出も」 独仏首脳に

【ドバイ=福冨隼太郎】ロシアのプーチン大統領は28日、フランスのマクロン大統領、ドイツのショルツ首相と電話協議した。ロシア側によるとプーチン氏はウクライナ侵攻に伴う食料問題の解決に向けて、黒海の港からウクライナ産を含む穀物輸出などを検討する用意があると表明。同時に米欧の対ロシア制裁の解除が必要だと主張した。

プーチン氏は独仏首脳に対し、穀物価格の高騰など世界的な食料危機を「西側諸国の誤った経済政策や対ロ制裁の結果だ」と批判した。米欧による制裁が強化されるなか、食料供給への協力と引き換えに制裁解除を促したかたちだ。

仏側の発表によると、マクロン氏とショルツ氏はウクライナ南部オデッサ港の封鎖解除が必要だと主張した。オデッサは黒海に面した物流の要衝で、ロシア艦隊が港を封鎖したことで穀物の輸出が困難になっている。

ウクライナとロシアは世界全体の小麦輸出量の約3割を占める。侵攻でウクライナからの穀物輸出が滞り、新興国を中心に小麦価格の高騰などが起きている。

プーチン氏はマクロン氏とショルツ氏に、ウクライナ側との対話再開にむけた検討を進める準備があることも伝えた。南東部マリウポリから退避し捕虜となったウクライナ兵の扱いなどについても協議した。仏側の発表によると、電話協議は仏独が提案した。

ウクライナのゼレンスキー大統領も同日、SNS(交流サイト)で英国のジョンソン首相と電話で協議したことを明らかにした。ウクライナ港湾の封鎖解除についても話し合ったという。

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